育児家事そして自営業
子供との日常、そして新しく始めた自営業のことなどを綴っていきたいと思います。
「母親」という生き物。
読書が趣味の私ですが、最近は海外のミステリばかり読んでいます。

しかもほとんど女流作家のものばかり。

特に意識してはいませんが、結果としてそうなっています。


そのせいかどうか、主人公は大抵女性です。

そして大抵、主人公の母親が登場するのですが、

その母親というのが、判で押したように同じようなタイプです。


娘の都合を考えずにやたらと電話してきて、大したことでもないのに大騒ぎし、

結婚しろとか子供を生めとか、娘の人生をコントロールしようとします。

なぜなら、自分が完全に正しいと思っているからです。


身に覚えはありませんか?

あるいは、似たような人をご存知ないですか?


私の母は、ここまでは行きませんが、「娘の都合を考えないこと」は得意です。


随分前ですが、私は母と電話で大喧嘩しました。

そして翌日、母は謝りの電話をしてきました。

平日の朝、8時頃。

あと5分もしたら出勤しようという、一日で一番バタバタしている時の電話でした。


「あのね、昨日はごめんね。今、大丈夫?」

「ごめん、今忙しいんだ」

「そうよね。でもお母さんね、昨日は悪かったと思ってね・・・・・」

「あのさ、悪いけど、もう出なくちゃいけないのよ」

「そう、忙しい時間にごめんね。それでね、お母さん考えたんだけど・・・・・・」

「だから時間がないのよ、夜にしてもらえない?」

「わかった。でもね、お母さんね、悪気があって言ったんじゃなくてね・・・・・」

「本っ当に時間がないのよ!」

「そうよね、朝は誰だって忙しいのよね。でもお母さんだって結構毎日忙しくて・・・・・」

「悪いけど切るよ!」


ガチャリと受話器を置いて、「何なのよ一体!」とつぶやき、

慌てて支度を続けました。


何が困るって、母に悪気がないところです。

せっかく謝ってくれているのに話の途中で電話を切るしかなかった私は、

朝っぱらからイライラと罪悪感にどっぷり浸ってしまいました。



私が自営を始めてすぐ、午前中に電話をしてきたこともあります。

「元気ぃ?」

と、母はとっても陽気でした。

用件は特にないようで、ダラダラと身の回りのことを話していました。

私は我慢できなくなって遮りました。

「あのさ、会社には行ってないけど、私、今仕事中なんだ」

母は「そんなことわかってるわよ!」といきなり不機嫌になりましたが、

家にいるなら電話しても構わないと思っていたに違いありません。



こんな人は自分の母親くらいかと思っていたのですが、

かなり普通の母親であることが、海外のミステリを読んでわかりました。


いえ、まだまだ生ぬるいくらいかもしれません。

少なくとも、私の母は私をコントロールしようなんて思っていませんから。


世界にたった一人の母。

大切にしなくてはいけないのですが、同じ愚痴を何度も聞かされると思うと、

なかなか電話もしてあげられない親不孝者の私です。






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【2008/06/16 10:05】 | 大人の話 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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